2009年3月  

オリンピック開幕の裏側で・・・。

2008年8月10日日曜日

その1:

中国の新華社通信によると、北京市内の観光名所の一つである鼓楼で9日昼すぎ、凶器(凶器物は不明)を持った中国人の男が米国人旅行者らを襲い、米国人男性1人を殺害、米国人女性と中国人のガイドの計2人にけがを負わせた。男は犯行後、鼓楼から飛び降り死亡した。ロイター通信が米国オリンピック委員会から得た情報として伝えたところでは、被害者の米国人2人は米国のバレーボールチームのコーチの親類という。警察当局によると、男は浙江省杭州出身の唐永明容疑者(47)。警察が犯行の動機などを調べている。死傷した米国人2人は観光ビザで入国していたという


その2:

中国の新華社は9日、グルジアが進攻した南オセチア自治州にロシアが軍事介入した問題をめぐり、前日8日に開幕した北京五輪を引き合いに出し、両国に停戦を呼び掛けた。新華社は「0888日は神聖な日であり、北京五輪の開幕に伴って世界は五輪期間に入った」と指摘。世界の人は軍事衝突を望んでいないとし、両国に対し、五輪精神を引き合いに出して大会期間中の停戦を求めた。国連の潘基文事務総長も、五輪期間中に停戦を実現してきた伝統に敬意を払うためとして、世界各地での戦闘行為を中断する「五輪停戦」を呼び掛けている。

グルジアのサーカシビリ大統領のコメントは以下のとおり

「わが国はロシアの侵略に対し自衛している、ロシア軍はグルジアに侵攻しロシア軍機が病院を空爆し多数の被害者がでている、ロシア軍はグルジア全土で民間人を標的として攻撃している」


その3:

北京五輪取材に当たっている同局の男性スポーツ解説者が8日午後10時ごろ、滞在先の北京のホテル近くで若い男に壊れたいすを投げ付けられ、手首や腕に軽いけがを負った。中国当局が捜査しているという。男性が食事を終えてホテルに戻る途中、立ち小便をしていた若い男がいすを持ち上げ追いかけて来て投げつけた。なお、現場は被害者が宿泊するホテルから100mの所だった。


その4

中国国営の新華社通信によると、新疆ウイグル自治区クチャ県の中心部で10日未明、数回の爆発があり、2人が死亡した。爆発の後、散発的な銃声も響いた。死者数は今後増える可能性があるとしている。警察が現場を封鎖して調べており、人民解放軍も警戒態勢に入った。新疆ウイグル自治区では4日、カシュガルで警官部隊が手製の爆弾などで襲撃され、警察官16人が死亡する事件があり、当局者は「テロ事件」と明言していた。今回の爆発も、開催中の北京五輪妨害を狙ったテロの可能性がある。目撃者によると、爆発があったのは10日午前3時20分(日本時間同4時20分)から午前4時の間。爆発音の後、炎が見え、散発的に銃撃の音が聞こえた。写真は新疆ウイグル自治区カシュガルの武装警察部隊が襲撃され84日のものです。


ELEANOR:北京オリンピックが始まって2日、血生臭い事件が立て続きに発生したようです。私は特に、その2:で挙げている南オセチア自治州に進行したグルジアに対しロシアが軍事介入した事。プーチン大統領はオリンピックの開会式にも参列しており、残念なロシアの決断であると思います。戦争は罪も無い人が殺され死んでいく。とても悲しい出来事が始まりました。



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